10月下旬というのに、日中はまだ汗ばむ陽気が続いています。でも今朝薬草園で見た落ち葉は、うっすらと霜で縁取られていました。池ノ谷は今、ナツメが色づき、ヤマホトトギスが見ごろです。

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ミシマサイコ(柴胡):セリ科。根。寒熱が交替し、口苦、胸苦しさを伴う炎症性疾患などに。→小柴胡湯。黄色の小花をつけた植物。

ナツメ(大棗):クロウメモドキ科。実。胃腸強化、強壮、鎮静。→香砂六君子錠。9月青かった実が色づいていた。

トリカブト(附子、烏頭):キンポウゲ科。塊根。強心、鎮痛、健胃。毒薬として有名だが、漢方では加工や他薬と組み合わせることで無毒化して薬効を引き出す。→金匱腎気丸

ゴシュユ(呉茱萸):ミカン科。未熟果実。
寒がりの偏頭痛、吐き気、嘔吐。→呉茱萸湯。
シオン(紫苑):キク科。根・根茎。鎮咳、去痰。空咳や口渇ある咳には要注意。→止嗽散。 

アキノキリンソウ(一枝黄花):キク科。根を含む全草。感冒時の頭痛、咽喉痛。

ツルドクダミ(何首烏):タデ科。塊根。一般に便秘薬とされるが、老化・動脈硬化予防や皮膚の痒みに常用して良い。

エビスグサ(決明子):マメ科。種子。慢性便秘に茶としてのみやすい。下痢・低血圧でなければ保健にもっと飲まれてよいと思う。 
センブリ(当薬):リンドウ科。全草。消化不良、食欲不振、健胃薬。食前に飲むと苦いが、ご飯がおいしくなる。 サネカヅラ(五味子):マツブサ科。果実。マツブサ科。慢性肝炎、強心、鎮咳、→
麦味散顆粒。晩秋には全ての実が赤くなる。

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 引用文献  : 1)原色牧野和漢薬草大図鑑(北隆館)
2)薬草園図鑑(京都府薬種商協会編)
3)中医臨床のための中薬学(神戸中医学研究会編)
ご指導ご協力 : 池ノ谷薬草園の皆様

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