季節の薬草

 3月4日(日)、比叡山の中腹にある池ノ谷薬草園では、漸くフクジュソウが開花しました。この日気温は22℃まで上がりましたが、「比良の八講荒れじまい」といわれる3月26日の頃までは、冬と春が行きつ戻りつして、琵琶湖は荒れるんだと、一般に広く言われています。体調管理にもいっそう注意が必要な時期です。

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ユキワリソウ(ミスミソウ):キンポゲ科。薬草かどうかは不明。ご存知の方はご一報を。

ワサビ(山葵):アブラナ科。去年白川の最源流に植えられた苗は順調に根付いていました。4月には白い花が見られます。

フクジュソウ(福寿草根):キンポウゲ科。根。一週間前の蕾がようやく開きました。路地の花は輝きが違いますね

ニワトコ(接骨木):スイカズラ科。茎、花。利尿。

オウレン(黄連):キンポウゲ科。根。苦、寒。不眠、口内炎、できものの消炎解毒、鎮静など、広く漢方処方に配合される。→牛黄清心丸、黄連温胆湯など。

クリスマスローズ:キンポウゲ科。全草、根茎。園芸店でもよく見るが、毒性が強い。

バイカオウレン(梅花黄連):キンポウゲ科。花びら(がく片)が梅に似て、株のわりに花が大きいため、主に園芸用に好まれるようです

シキミ(樒):シキミ科。袋果。花が開花を始めていました。関西で墓に備えられる「シキビ」のこと。有毒
 引用文献  : 1)原色牧野和漢薬草大図鑑(北隆館)
2)薬草園図鑑(京都府薬種商協会編)
3)中医臨床のための中薬学(神戸中医学研究会編)
ご指導ご協力 : 池ノ谷薬草園の皆様