滋賀、漢方、薬草、咽喉頭異常感症、逆流性食道炎、生理不順、のどの違和感、空咳、冠元顆粒、星火温胆湯過換気症候群、過呼吸

季節の薬草

 5月27日(日)、2007年度2回目の「薬草に親しむ会」が催され、参加者は、京都市左京区銀閣寺近くの八神社を出発し、大文字山(如意が嶽)から池ノ谷薬草園まで、約2時間のコースを散策しながら薬草を観察しました。池ノ谷薬草園では、京都府美山町のO先生のレシピによる薬膳に舌鼓をうち、O先生の薬膳の講義を聴くグループと、園長夫人の解説を聞きながら園内を散策するグループに分かれ、初夏の薬草を満喫しました。
園内の花は、今端境期で、必ずしも多くありませんでしたが、それでも芍薬、アツモリソウ、黒百合の花が人気を集めていました。次回の「薬草に親しむ会」は7月1日(日)になります。


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ハンゲ(半夏゙)カラスビシャクかオオハンゲか同定出来ないが共に生薬のハンゲとして用いる。:サトイモ科。球茎。辛、温。胃・肺。有毒。咽から胃にかけての異物感、違和感に用いる。生姜と対にして用いると、毒性を消し薬効を引き出せる。星火温胆湯、星火健胃錠。

チョウジソウ(丁子草):キョウチクトウ科。全草。料理や菓子に使う丁子(チョウジ:フトモモ科)と異なり
有毒なので注意が必要。

ノアザミ(大薊=たいけい):キク科。地下部または全草。甘・苦、涼。肝。止血、化膿症。。

シャクヤク(芍薬):ボタン科。根。苦、微寒。肝。中国では加工方法によって、白芍と赤芍とに区別しているが、日本では区別していない。末梢の血行不良からくる痛み、生理不順、腫れに。冠元顆粒。血府逐瘀丸。

ギンリョウソウ:イチヤクソウ科。昨年の6月4日に朽木で撮ったもの。葉緑素を持たず、、ユウレイソウの別名もあるとか。強壮、強請、鎮咳とあるが未経験。
ジギタリス:ゴマノハグサ科。葉に強心配糖体のジギトキシンを含み、そのミミクリットは今も強心剤として使用されている。日本薬局方では劇薬に指定されている。有毒。
トチノキ:トチノキ科。
葉・樹皮・果肉。蕁麻疹・痔・鎮咳・下痢・水虫。昨年6月4日に朽木で撮ったもの。林道に花が落ちて、金平糖を敷き詰めたようでした。
スイカズラ(金銀花、忍冬藤):スイカズラ科。蕾、茎・葉。花は甘い香りを放ち、同じ株に金色と銀色の花をつける。蕾葉強い抗菌・抗ウィルス作用を持つが消化器に負担をかけない。天津感冒片。茎葉はお茶としても飲みやすい。

オオバナエンレイソウ(延齢草):ユリ科。根茎。胃腸薬、健胃。5月13日に北海道からお持ちくださった苗が花を咲かせました。

ツリガネニンジン(シャジン=沙参):キキョウ科。根。甘、微寒。肺・胃。口渇を伴う咳に使う。

ムベ(野木瓜):アケビ科。葉、つる。アケビのつる同様、利尿作用がある。近江八幡市の湖岸一帯に植栽されており。「むべなるかな」の語源にまつわる逸話がある。

第2回薬草に親しむ会で、O先生の薬膳に関する解説を聞く参加者。2時間の大文字山散策、薬草園見学の後にも関わらず、皆さん熱心でした。
 赤字

漢方薬に特に頻繁に配合される重要な薬草。

         引用文献  1)原色牧野和漢薬草大図鑑(北隆館)
2)薬草園図鑑(京都府薬種商協会編)
3)中医臨床のための中薬学(神戸中医学研究   会編)
4)中葯学(上海科学技術出版社)
枠内の見方 枠内は、種名、生薬名、科名、使用部位、薬味薬性、帰経、用途、その生薬を配合した漢方薬名の順に記す。
漢方薬と民間薬草との違い 漢方薬に使用される生薬は、次の点で体系化されており、複数の生薬で構成される漢方薬の効き目を最大限に引き出すために、配合に一定の法則が有ります。
 ①薬味:酸・苦・甘・辛・塩辛い
 ②薬性:寒・涼・平・温・熱
 ③帰経:薬効が反映されやすい部位。
 ④相性:他薬との相互作用
一方、民間薬草は長い年月用いられてきたが、上記の点で十分体系化されていない。
 ご指導ご協力 池ノ谷薬草園の皆様