ツワブキの花(2003/11/16)

 11月23日(日)、滋賀県愛東町茗荷村へ出かけました。行き先にここを選んだのは、5〜6年前[割合近場で渓流釣りができるよ]と聞いて来たとき、入漁料徴収のおじさんが紳士的で気持ちよかったことと、ヒトが汚した形跡が目に付かず、「ころ加減の」自然がとても心地よかったからです。
 あとで知ったのですが、ここは昭和57年に、障害者との共生を目指して廃村を開墾して開村された山村で、「賢者も来たりて遊ぶべし」(NHKブックス,田村一二著)で詳しく紹介されています。
 名神、八日市インターを下りて永源寺に向かい,御園交差点を左に折れ、多賀大社方面に走ります。途中、三叉路を右に取り百済寺を目指します。百済寺の道標を右にとると道は次第に傾斜を増して行きます。途中背後に広がる湖東平野は一見の価値あり。角井峠を超えると道は茗荷村へ向かって緩やかに下りて行きます。
茗荷村行
 村のある盆地へ向かって下りてゆくと、突然左手に大きな柿の木が立っています。これが村の入り口でしょうか?ピンポン玉大の実を無数にちりばめて青空に枝を張る様は、自然が作ったクリスマスツリーです。思わずクルマを止めて柿の木の根元にみんな集まりました。
 落ちていた柿の実を手にとってしごいていたと思ったら、母はパクリ・・・。
「アッ!アカン!」という私の声と「ン・・甘いワ」という母の声はほとんど同時でした。
「ホンマ?」「ここもあるワ」
「どおえ?」「やらこうてマッタリ甘おすウ」・・・
てんでに拾っては口に持っていく仕草は「 猿者も来たりて遊ぶ様」でした。



ウラギンシジミ(2003/11/22於ワカバ堂前)



茗荷村のもみじ(2003/11/23)

茗荷村行
 前置きが長くなりましたが、本日のお品書きは下のようにまっことシンプル&ワイルド&サベージなもの。
(お品書き)               (材料)
  食前酒(グリューワイン)     赤ワイン、丁香 ,桂皮、砂糖
  蒸し鶏                鶏一羽
  蒸し鶏スープのチキンラーメン  インスタントラーメン(人数分)
  焼き芋                 サツマイモ、新聞、アルミフォイル
  コーヒー
 高カロリー・高脂肪・高たんぱくの上、合間にシマリ無くビールとお菓子をバリバリやるもんだから、カラダ悪する見本みたいな料理ですが、「シンプルでジューシー、材料は鶏だけ、鉄鍋を火にかけて1時間待つだけで素材だけのウマミが・・・」のC調言葉に乗せられ、やってみました。
茗荷村行
 前置きの長い話に内容がある訳も無く、メインの蒸し鶏は,火にかけて20分で焦げ臭かったのに,1時間直火においた出来栄えは想像にお任せします。
 非難轟々のなか,空いた鉄鍋に湯を注ぎ、蒸し鶏スープのチキンラーメンで名誉挽回を図るも、イカ墨ラーメンもかくやばかりの出来栄え。今度は文句も出ませんでした。
 ダケダケずくめの鉄鍋料理も,ほったらかしで良い訳が無く、火加減が大切という、当然過ぎる教訓にうなだれるオジサンの身に、夕刻の木枯らしが容赦なく吹きつけたのでした。
 最後に茗荷村が目指す村是を拝借して記し、第三弾への自戒と励みにさせていただきたいと思います。
   1)賢愚和楽
   2)自然随順
   3)物心自立
   4)後継養成



フユイチゴ(2003/11/16)